COLUMN
2021.10.29
きっかけは「食べる健康」研究室からDenovis誕生のストーリー
自然素材から生まれた「Denovis」。実は、食品素材の研究から誕生したスキンケアなのです。
開発に携わった研究員から、「Denovis」誕生の秘密をご紹介します。
「健康食品開発」から生まれた
世界初*の「シトラス果皮発酵エキス」
元々研究所では、サプリメント開発を目的として新たな食品素材の探索を行っていました。
私たちのコンセプトは「自然素材の可能性を科学する」こと。微生物によって起こる化学変化に着目し、これまでにない組み合わせを何百パターンも試してみました。
その中で機能面に高い活性を示したのが、青ミカンの果皮を黒麹菌で発酵させたエキス(シトラス果皮発酵エキス)です。
この時、特定された成分がシトラス果皮発酵エキスに含まれる「4’-デメチルノビレチン」でした。
さらに研究を重ねていくと様々な機能性を持っていることが分かり、肌機能への効果も期待されたのです。
開発担当者が自身の肌に塗って有用性を確かめたことで期待が確信へと変わり、化粧品分野の開発が加速しました。
*世界で初めてINCI名を取得(アスペルギルス/マンダリンオレンジ果皮発酵エキス液)
INCI名とは化粧品原料国際命名法に基づき作成する化粧品成分の国際的表示名称のこと。
女性の肌トラブルに向き合う、それぞれの想い
安心してお使いいただくには、品質が常に安定していなければなりませんし、コスト面での課題もありました。
果皮の種類や麹菌、発酵の条件など最適な組み合わせを求めて試行錯誤し、試作から製品化に至るまでの長い道のりを超えてきたのです。
また、その中でもとりわけ時間をかけて証明に取り組んだのは、実際に使う女性の悩みに寄り添い、確かな効果と体感をもたらすことでした。
どんなに製品が良くても作り手の自己満足になっては元も子もありません。
お客様の期待する効果に繋がっているか、使って喜んでいただけるか・・・。常にそこを意識した商品づくりを進めてきました。
企画者として、製品作りに向き合う
いいものだけど肌に合わない、肌には優しいけど効果はゆるやかでは意味がありません。
一貫して追及してきたのは、「効果感と肌への優しさの両立」です。
毎日使うものなので、使用感の良さにもこだわりました。伸びが良く、浸透し、保湿感はあるけどべたつかない。
基本だからこそ奥の深い使用感を突き詰めるにはやはり「お客様に聞く」ことが一番です。
実際にご使用いただき、いただいたご意見は真摯に受け止め反映しました。
研究者として、製品作りに向き合う
自分が良いと思ったものは、当然使ってもらいたいと思います。ただし、製品はあくまでお客様のもの。
独りよがりにならないよう常に客観視し、「誰のためのものなのか」という意識を大事にしています。
お客様の声を、カタチにする開発者でありたい
市場に数多ある化粧品の中から「Denovisに出会えてよかった」と思ってもらいたいー。
そのためには、お客様の声に向き合うことは欠かせない条件でした。
スキンケアに求めるものや、解決したい悩み、理想の肌をお伺いし、どんな化粧品がお客様を笑顔にできるかをいつも考えています。
一人一人の理想が異なるのは当たり前ですが、一人でも多くの方が「今日の肌いいな」と思ってもらえるように開発してきました。
デノヴィスの持つ保湿効果や抗炎症作用は、エイジングによる肌トラブルのケアに期待できます。
これからもお客様の声をカタチにできるよう、尽力したいと思います。
ゆらぎ肌を「満ち肌」へ導くDenovis
お客様の沢山の言葉から生まれたデノヴィスは、スキンケアを通して生活が彩られるようにと、願いをこめた商品です。
お肌の調子が良いと、新しいメイクにチャレンジしたくなったり、お気に入りの服を着て出かけたくなったり、明るい気持ちで毎日がはじまるはずです。
ぜひ一度手にとって「満ち肌」を体験してみてください。毎日に寄り添いながら、楽しい暮らしのお手伝いを出来れば幸いです。
ウェルベスト事業部 スーパーバイザー 渡部 純平
入社12年目
ブランド担当者でありながら、開発者に負けない知識を身につけています。デノヴィスでも、開発スタートからトータルに担当してきました。お客様の声に向き合った商品開発をモットーにしています。
研究開発センター 主任研究員 稲井 孝典
入社14年目
日々あくなき探求で、商品開発に真摯に向き合っています。ユーザーを意識したものづくりを大事にしており、柔軟な発想をもって取り組んでいます。
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